アーユルヴェーダは、ヨガと姉妹関係にあり、インドで古くから受け継がれてきた心身の健康のための知恵です。
5大元素(空、風、火、水、土)思想を基としており、自然の知恵を活かした健やかな生き方の指針となります。
そして私たちは、5大元素を基とする3つのドーシャ(ヴァータ、ピッタ、カパ)すべてを、一人ひとりがそれぞれに違った割合で持っています。
米国クリパルセンターで、2005年から研究開発が始まった「クリパル・アーユルヴェディック・ヨガ」は、このアーユルヴェーダの知恵をヨガの実践に融合し、ドーシャを整えるヨガの実践方法を提案します。
このクラスでは、まず、基本的なアーユルヴェーダについてのミニ講座を行います。
アーユルヴェディック・ヨガでの実践のポイントをつかみます。
その後、ウォームアップを行いながら、その日の自分のドーシャ・バランスに注意を向けはじめます。
アーサナ(ポーズ)は、ヨガでよく知られる、初心者から実践しやすいもの取り上げ、3つのドーシャそれぞれに向けた、3種類の異なるアプローチで体験します。
クリパル・アーユルヴェディック・ヨガのアプローチは多彩ですが、
このクラスでは、その中の一つである、「反対の質を増やす」ことでドーシャを整えるアプローチを体験します。
例えば、風と空からなる「ヴァータ」は軽く、冷たい質を持つため、重くグラウンドし、体を温めるというように、各ドーシャの質の「反対の質」をヨガの体験において増やすことで、ドーシャは変化し、心身に影響を与えます。
「ピッタ」や「カパ」を整えるアプローチも、同様に行います。
自分に合うと感じる体験があれば、そのドーシャのケアが必要という気づきにも繋がります。
今の自分の心身のバランスを知るヒントになるでしょう。
リラクセーションと、体験後のシェアリングを含みます。