元々、タイ古式マッサージは 2,500 年前にヨガから派生したメソッドで別名「2 人ヨガ」と言われています。タイ古式の手技はヨガのポーズから派生したのです。
それゆえ、あらゆるボディケアの中でタイ古式マッサージは最もヨガと相性が良いと言えます。ヨギーである時点で既にタイ古式マッサージセラピストとしての高い素質を持っています。
ヨガとタイ古式マッサージは精神性を同じくする所も多く、どちらも瞑想状態に入ることが目的のひとつです。一方で、ボディケアの側面を取り出して見ると、大きな違いとして「圧迫」の有無があげられます。
タイ古式マッサージでは筋肉を圧迫することによって「筋膜」を緩め、そこからストレッチを加えることで「筋繊維」を緩めていくハイブリッドテクニックです。
この圧迫が筋肉(=筋膜+筋繊維)を柔らかくする秘訣であり、ヨガポーズがとりやすくなる施術が無数にあります。ポーズの効果をより高めることにも繋がるでしょう。
そこでこのワークショップでは、セラピスト役にとっては慣れ親しんだヨガのポーズを応用した手技を抜粋してお伝えするので、施術初心者でも気軽に楽しんで頂けます。そして受け手役にとってはよりヨガのポーズに必要な柔軟性が養われる、まさしく「2人ヨガ」の実践です。
2,500 年前にヨガから枝分かれ、独自の進化を遂げたタイ古式マッサージの叡智を、改めてヨガに還元していきましょう!
※2人1組で行います。ご友人と参加されるか、1人参加の方は同じくらいの体型の方とその場でペアを組んで頂きます。