例えば、前屈の練習を一所懸命しているのに、なかなか柔らかくならない生徒さんがいるとします。その方はバッコーナーアーサナやアグニスタンバアーサナなどは練習量の反比例するかのように上達したりする事があります。
これらの例は、偶然という要素に考えられがちですが、解剖学や生理学、運動学などから検証していくと、あぁ、なるほど!と、納得が行く答えがあったりします。
身体の硬さはどこから来るのか?
その多くは筋肉が原因であるのですが、中には、そもそも怪我(もしくはそれに近いもの)が原因で動かせない。もしく骨・靭帯・関節包・脂肪体などの問題も存在します。
沢山練習する事で得る経験値は何より大切な事ですが、身体には向き不向きがある事も事実です。
今回の指導者向けクラスでは、『エンドフィール』という手のひらの持つ感覚を磨く事により、生徒さんの身体の可能性を上げるスキルや診る目を養う。肩こりや首こりへの生理学からのアプローチ。不調を、抱える方へ違う場所から筋連結というアプローチについて、座学と実践で学んでいきます