最近は座り疲れから来る股関節の痛みや座骨周辺のコリを訴える方が多いようです。
その要因として、パソコンの前での長時間の仕事。おまけに前傾になってパソコンを凝視しているので、首はストレートネックになるし、背中は亀の甲羅のようにバリバリになるみたいですね。
今回のタイトル「股関節と肩甲骨の考察」は、ちょっと固いイメージかもしれませんが、クラス前半のウォーミングアップでは、こうした現実の悩みに対応していくアサナにしたいと思っているんです。そして後半は、しっかり動かして学ぶ実践です。
私の師であるアイアンガー先生は、解剖学的見地からアサナをとらえ、一つひとつアサナを行いながら、「今やるアサナは次のアサナにつながる布石になる」という畳みかけるシークエンスで、身体への理解を深める手法をとっていました。
動かして学ぶ、感じて動かす・・・気づきと実践で股関節と肩甲骨周辺を柔軟にしていきましょう!